キャンプ入門

タープとは ~ 選び方

最近、キャンプやBBQの人気にともない、タープというアイテムの名前を

聞いたことがある方は多いと思います。

しかし、

  • タープとは何かよくわからない
  • どういったものを購入すればよいのかわからない

という方のために、タープについて、詳しく説明いたします。

ポイント

この記事を読むと
・タープとは何かが理解できる
・自分に最適の一枚を見つけられる

 

タープとは

タープとは『tarpaulin』の略で、直訳すると防水布、防水シートという意味です。

タープは雨を防ぎ、日陰を作り出すのが主な役目です。

野外活動において、タープは必要かというと必ず必要です。

日中の炎天下で野外活動をすることは、かなり厳しいです。

タープは側壁があるかないかで大別されます。

一般的にタープというと側壁がないものを呼ぶことが多く、壁があるものをスクリーンタープと呼びます。

タープには色々な種類がありますが、どのタイプのタープでも一番の目的は、屋根を作り出すことに変わりはありません。

キャンプやBBQを日中の炎天下、または雨の中で行うことは難しいですが、タープがあれば日差しが強い日や雨の中でも快適に行うことができます。

 

タープの種類

ヘキサタープ

ヘキサタープは六角形のシートに2本の脚と8本のロープで設営するタープです。

ヘキサタープの長所

・設営が簡単

・開放感がある

・コンパクトに収納ができる

ヘキサタープの短所

・風や虫は防げない

 

スクリーンタープ

スクリーンタープは四方に側壁を持つタープです。

テントと同じような要領で複数のポールを使用して設営します。

テントとは違い床面にシートはありませんが、側面はメッシュ生地でフルクローズにすることもできます。

スクリーンタープの長所

・プライバシーが確保できる

・虫や雨風の侵入を防ぐことができる

スクリーンタープの短所

・設営に手間がかかる

・開放感にかける

 

レクタタープ

レクタタ―プは長方形のシートに6本の脚と8本のロープで設営する大型のタープです。

レクタタープの長所

・日陰の空間が大きく、大人数で使用できる

・開放感が抜群

レクタタープの短所

・雨が溜まる

・風や虫は防げない

 

ウイングタープ

ウイングタープはひし形のシートに1本または2本の脚と6本のロープで設営する小型のタープです。

ウイングタープの長所

・設営が簡単

・軽量で、コンパクトに収納できる

ウイングタープの短所

・空間が狭い

・風や虫は防げない

 

タープの選び方

タープは主にキャンプ、BBQ、野外イベント(運動会、スポーツ大会)などで使用されます。

しかし、現在のキャンプではタープを単体で使用しているという方は、少なくなってきています。

ひと昔はテントとタープを連結して使うというのが主流でしたが、
現在では2ルームテントというテントとタープが一体化しているものが人気となっています。

キャンプ用にタープを購入しようと考えておられる方は以下の記事も参考にしてみてください。

テントの選び方

そこで、目的別でのタープの選び方は以下の通りです。

 

キャンプ用

スクリーンタープ

キャンプは必然的に野外活動の時間が長くなりますので、天気の影響を多くうけます。

もしもキャンプでタープを使用されるなら、日射、雨風を防ぎ、プライベート空間を
作り出すことのできるスクリーンタープがぴったりです。

 

BBQ用

ヘキサ型タープ

通常BBQは日中に限られた時間で行われます。

日射を遮り、煙もこもらず、開放感も抜群で格好も良い、ヘキサ型タープはBBQに最適です。

 

野外イベント(運動会、スポーツ大会)

レクタタープ

大人数で使用でき、空間にイスやテーブルを配置できるレクタタ―プは野外活動にぴったりです。

運動会での使用には配慮が必要ですが、スポーツ大会や地区の行事等、
グループで使用するなら最適のタープでしょう。

 

ソロキャンプ

ウイングタープ

コンパクトで軽量、設営も一人で簡単にできるウイングタープはソロキャンプにぴったりです。

形状が色々ありますので、おしゃれな自分だけの空間を演出するのにウイングタープは最適です。

 

まとめ

いかがでしたか。

タープには色々な種類があります。

価格、デザイン、機能性等もよく考え、あなたに最適の1枚を見つけることができれば
とても嬉しいです。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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